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わんにゃご2001 

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2009年 08月 11日

5時7分の恐怖体験

夜明け間近の午前5時7分

ベッドで眠る私とマットに、エクソシストを思わせる激しい揺れが襲いかかりました。

ベッドの足元には、ふんばり君を脚に敷いた大きなオークのクローゼットが。
一切、揺れず!!

その間、15秒程度だったと聞いたが、朝が弱い私は、ついにきたか!と腹をくくってしまった。

両足で震えるマットを押さえ、両手はベッドの端をつかみ、揺れが治まるのを待ちながら、引越しのサカイも驚いたという重たいoak無垢のタンスが揺れないのに感心していた。

そして、時計を見たら、5時を少し回っていたところだった。

携帯が鳴る。
当直で消〇署に勤務中の次男からだった。

寝ぼけていたのか、なんだか落ち着いていたらしく、震度を確認すると 震度6弱とな。

猫はベッド下に隠れて出てこない。
この部屋は安全だと踏んだ私は、動かずに30分ほどベッドで朦朧としていた。

長男の部屋の水槽から水が飛び出したらしく、なにやら片付けている様子だ。

その間に、夫の実家の義母から、津波は大丈夫か?と電話があった。

私の両親はあっさりしているので、こちらからアクセスしない限り電話も寄こさない。多分、大丈夫だっただろう。

30分ほどして一階に下りていくと、玄関に飾ってあった古い梟の置物が壊れていた。
すみれはきょとんとしていて、ケージの中で無事だった。

ちびねこ、トリトンとルカーは怖かったろうが、もう落ち着いていた。

家の中で、いちばん怖がったのは しまじろう。
ベッドの下から出てこなかった。

そして、マットは、震えが止まらない。

起きてきた長男と共に、犬猫をどう救出するか、が我が家の課題だ、と話した。

台所も、あの揺れの割には被害がほとんどなく、気に入らなかった引き戸の食器棚のお陰でワイングラスが中で転んでいたくらいで、ひとつも割れずに済んだ。

コレクションのアンティークビスクドールも被害なし。

静岡は、東海大地震が来ると言われて何年も経つので、耐震基準が高いと言うし、家具などの固定もできていた。

7時に、浜松駅からという課長からの安否確認の電話がかかってきた。ありがたい職場と感謝の気持ちになった。

問題は、私。

職場に出勤したら、キャビネットが倒れてしまって、大変だったそうだ。

隣のAさんは、ドアを開け、水を汲み、ご飯を炊いたそうだ。

暢気にまた寝ようとした根性はどうだろう。
結局、長男を送り出し、二度寝を決め込んだ。

次男の職場は、物凄い揺れだったそうだ。

消〇署がそれでいいのか?
全員召集がかかり、お昼近くになってようやく帰ってきた。

台風の影響で雨が降っていたし、外に人がでていなかったので、被害が最小になったと思う。

職場のキャビネットが倒れてきていたらと思うとぞっとする。

ビルの9階だから揺れは相当なものだったろう。

九州と東京の友人から、メールが届いた。

静岡で大きな地震があったとニュースで見て、私をまず思い出してくれたようだ。

気にかけてくれたこと、ありがたかったです。


静岡のMEYさんちは全員無事です。

ご心配おかけいたしましたが、普通通りの一日を送ることができましたので、ご安心ください。
5時7分の恐怖体験_a0096810_23591535.jpg



そうこうしている間にも、週末の飲み会の誘いがあったりと、日常に戻っておりますので。

by chibi_mat | 2009-08-11 23:43 | MEYの日記


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