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わんにゃご2001 

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2007年 05月 22日

ねろてばよ~

今日は、振り替え休日でした。
先週の土曜日は本来出勤予定でしたが、PTA総会での司会を務める私は、最後の有給を入れて休ませていただいたのです。

ちびの体調が悪くなってから、一週間目だったので、家にいたら、振り返っては後悔の一日を過ごしたことでしょう。
命を取り戻すことも、時を巻き戻すこともできないとわかっているのに、ちびには十分なケアをしてやれただろうか、との思いが拭い去れないままでいました。

午後になり、この頃ずっと読んでいるラッキーママ(さくらママさんのホームページ)の”ねろてばよ~”を読みました。
ラッキーちゃんの最期の日々、パパさんに会いにきた日のこと、初めて夢に現れた日のことを読みました。
涙が溢れてきました。
こんな素晴らしい記録を残してこられたのだと、今頃になって夢中で読む自分が悲しくなりました。
ちびはお見合いできないとわかっていたので、一か八かのお見合いなしの里親希望を名乗り出た私でしたが、私のホームページ MEY2001をご覧になり、この家族なら、とマットの里親として認めていただくことができました。
私も、2ヶ月間欠かさずさくらママさんの日記を読んでいた一人でした。
ママさんも、ラッキーちゃんのペットロス状態から、千葉わんの預かりボランティアを始めるまでのことも書き記してありました。
私のホームページを素晴らしい、と褒めてくださり、ちびをホームページで見ていただきました。神経質な性格のことも、他の犬を受け入れない頑固さを持っていることも、すべて隠さずお話した上で決めていただくことができました。
その思いに応えたい、との気持ちで、はりきって2週間の準備期間を過ごしました。

マットは、相変わらずのびびりです。
呼び戻しも完全にはできません。
トイレは、大体はみ出さないでできます。
お座りと待てができます。
お手は、気まぐれに誰ともなくします。
嬉しいと立ち上がって、お手手を回して喜びます。
ハウスができます。
車は怖くて震えが止まりません。
海への散歩が大好きです。

思っていたよりもずっと早くにちびとのお別れがきました。

マットがきてからのちびは、本当に楽しかったと思います。
家族とはありがたいものです。

マットは、日曜日にシャンプー、今日は歯のお手入れをさせてくれました。
とってもがんばってますよ。
ママさん、千葉わん関係者の皆様、ご安心くださいね。

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# by chibi_mat | 2007-05-22 20:41
2007年 05月 21日

願い

ちびが虹の橋を駆け足で渡ってゆき、
眠れるようにはなったものの、
胸を締め付ける後悔は消すことができないまま。
さくらママさんは、ちびの発病以来、ちびの体調をとても気にかけてくださり、時折心配の余り落ち込む私を励ましてもくださいました。

ご自身の体調が悪いことを、亡くなったとの報せを読むその時まで、私は気付かずにいました。
いつも泣きながら送り出した里子ちゃんの幸せを願い、近況を知らせるとすぐにお返事がありました。
2月の始めに、メールのお返事がこなくなりました。

週末、宝物にしていたマットの預かり時代の写真集をゆっくり見ました。
パパさんと交互にカメラのシャッターを切ったのでしょうか。
素敵な笑顔のパパさん・ママさんが、目を細めてダンゴ達を抱きしめたり、散歩したりしている様子がほぼ毎日記録されていました。
2005年の5月の里親会の日に里帰りが叶いましたが、2006年の12月にちびの再手術の経過報告のメールでのやり取りが最後になってしまいました。
マットは、嬉しい時、後ろ足で立ち、前足をくるくる回して喜びを表現します。
そのマットのクルクルを見てみたいと、マットに会ってみたい、とおっしゃいました。

私の拙いわんこの日記をご覧になり、仲良く暮らすちびとマットに安堵される優しいコメントもありがたいものでした。

2005年の夏のある日、里親会の参加わんこの中に、さくらママさんの預かりわんこが成犬として里親募集されていることに気付きました。
里帰りもするような里親さんが、今頃どうして?、、、、、と、でも奇跡的に里親さんがすぐに見つかったことに安堵され、Yさんの機転でこうなったけれど、もし私が知ったなら、泣いてしまったでしょう。と言われました。
常に、送り出した里子ちゃんの幸せを願っていらっしゃいました。
そして、今でも赤い糸を探しているわんこがたくさんいることも。

マットが巣立つ日の記念撮影の写真もありました。
素敵な女性でした。
パパさんと並んでマットを送り出す前の写真もありました。
何度見ても、泣けてしまいます。

マットがひとりぼっちになってしまったことを、寂しがるだろうからと心配されているかもしれません。
ちびを助けられなくてごめんなさい。
こんなに悲しい別れは初めてでした。
ラッキーちゃんを見送った時、ラッキーママも今までで一番悲しかったとありました。

一緒に泣いてくださった方、それぞれの思いで温かいメッセージをありがとうございました。
私は泣き虫です。
後悔も消えません。
でも、心配はいりません。
悲しみを経験した分だけ、皆さんのように優しい人になれると思うからです。

ちびはまだ夢に出てきてくれません。

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# by chibi_mat | 2007-05-21 22:23 | MEYの日記
2007年 05月 17日

誕生

今日は、素敵なお花を”ちびちゃんに”とプレゼントしていただきました。

遺骨の両側には、色とりどりの花が咲いていて、私達家族を慰めてくれます。
自宅に招いた長男の彼女も、お花を、と綺麗なアレンジを持ってきてくれました。
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ちびが、5月13日の日曜日を選んでくれたのは、私へのメッセージだと思うのです。

次男の部活が終わり、帰りが早くなるから、マットがひとりぼっちで留守番する時間が短くなります。
庭には30本の薔薇が、次々と元気な花を咲かせて、玄関先が甘い香りでいっぱいになります。
私が一番好きな季節です。
日曜日は、いつもちびとマットとで留守番でした。
マットが家族になってからは、寂しがって困らせることもなくなりました。
日曜日、置いていかれることを何より嫌がりました。
旅立ちの日、父も土曜日の夜から帰ってきていました。
一晩中、くんくん鳴いて甘えてきました。甘えているようにしか思えませんでしたが、ちびには時間が残されていないことがわかっていたのかもしれません。
いつもより早く一階に下りてきました。父が、朝から寝ているちびの身体をさすってくれました。
病院へ連れて行こう。と言ってくれました。
長男が車で出かけてしまいましたが、会社の車がありました。
点滴と注射を打ってもらいましたが、自宅に連れ帰ったことで命を縮めてしまったかもしれない、と自分を責めました。
しかし、ちびは残された体力を使い切って、最後の排泄を自分の足で歩いて済ませました。
それからはほとんど歩けなくなり、3時間後には、私がちびの身体を抱いてさすっていると、膝枕の状態で静かに息を引き取りました。
ちびの最期を看取れなかったら、病院で死んでしまっていたら、ちびは思いを残したことでしょう。私も魂を汚すところでした。
瀕死の状態で、一日中、お世話をさせてくれました。
たくさんの愛を教えてくれました。
愛するものを失う、これ以上ないつらさと痛みも。

生きていれば何とかなるさ、との思いがより強くなりました。
生きていればまたいつか会えるさ、との思いも強くなりました。

この寂しさに比べたら、あの別れもあの痛みもどうということのないことも。。。
ちびがいないことがこんなに寂しいとは、、、愛犬の死が、こんなにも悲しいとは。。。

祝福されない命の誕生があってはならないのです。

どんな事情があっても、命は尊い。

お母さんは、ちびを連れ帰ってくれた応昆の学生さん達にお礼を言いました。
この子を保護してくれてありがとう。
私が大切に愛情一杯育てるからね。

ちびと暮らした10年間は、かけがえのない素晴らしい10年間でした。
愛されたペットは、魂の成長ができると言います。
与えた愛の何倍もの愛で応えてくれます。

純粋無垢な瞳は、疲れたこころを癒してくれます。

赤い糸を待っているわんこがいます。

誕生した命のすべてが祝福される神の願いそのものの世の中になりますように。

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# by chibi_mat | 2007-05-17 22:11 | ちび
2007年 05月 16日

ひとりぼっちのお留守番

今日も、風のない午前10時頃に、マットと高松海岸へと散歩に行きました。

ちびがいなくなったことは、頭ではわかっているのに、こころはちびを求めてしまって、それはマットとて、同じです。
マットはびびりなので、波打ち際へは近寄りません。
海の遊びはちびの方がよく知っていました。

引き潮で、消波ブロックのそばまで行くことができました。蟹がいました。
子供の頃、いつも海で遊んでいた私は、遠い記憶がすぐに蘇ります。
桜海老が干してあった堤防の赤い帯は、蒲原町の風物詩でした。
今日は、しらすが干してありました。

一週間前には、ちびの命の火が消えつつあることも知らずに、同じ場所を歩きました。
やっぱりまだまだ涙がこぼれてしまいます。

しばらくはこの悲しみを味わいながら、たくさんの楽しい思い出をプレゼントしてくれたちびを偲びたいと思っています。

マットはひとりぼっちで留守番をしています。
出勤する時、寂しそうな顔が目に焼きついてしまいました。
息子達を保育園に預けて仕事に向かっていた頃を思い出しました。
籐の乳母車に乗せられた次男の左の親指は、いつもお口に入っていました。
その次男が高校3年になり、立派に父親の留守中に最期の時を迎えたちびを見送ったのです。
愛する者が苦しむ姿を見るのは、本当に辛いです。

ちびを亡くし、命の神秘を思います。

ちびは、最期の時を、選んでくれたのでしょうか。
土曜日は、次男の高校バレーの最後の大会当日でした。
朝から出かけた私達をマットと共に送り出し、私達が揃ってから、甘えているかのように、体調が悪くなりました。
身体が大きいから、足が不自由になったら階段はどうしようとか、抱っこは私には無理だからどうしようかとか、取り越し苦労をしました。

なんて見事な幕引きでしょう。

可愛い子でした。
楽しい思い出を抱えきれないほど残してくれました。
素晴らしい経験をさせてくれました。

息子達に、命の尊さを教えてくれました。

ちび、マットが寂しがらないように、お留守番の時は、マットのそばにいてやってね。
おかあちゃんの心には、いつもちびがいるから、泣いていても、大丈夫だよ。

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# by chibi_mat | 2007-05-16 21:51 | マット
2007年 05月 16日

アルバム

慌ててアルバムを有効にしました。
パスは
chibi
です。
まだまだ編集が必要ですが、アップしましたのでよろしくお願いします。

# by chibi_mat | 2007-05-16 13:17